vol.16 コンタクトレンズと、目薬のお話し。


 4月に入り、朝は少し寒いですが日中は暖かくサクラも満開、春ウララで気分もウキウキしてきます。
しかし、そんなウキウキ気分を台無しにしているのが、杉・ヒノキ等の花粉です。
3月から始まり5月末ぐらいまで飛散します。続けて雑草・稲が飛び、
アレルギー体質の方には辛い日々が続きます。
こんな小生も花粉症持ちで、この時期はコンタクトレンズが装用出来ず、当然目薬は手放せません。
一日5回以上は点眼しています。こんな頻繁に点眼すれば、
コンタクトレンズの装用はままなりませんので、稀に1DAYをはめるのが精一杯です。

最近は、「アレルギー性結膜炎」に関わらず、パソコン・携帯などのディスプレイを注視する事が多く、
併せて室内は冷暖房完備され、「乾き眼」(ドライ・アイ)を起こし易く、
コンタクトレンズを装用する方には余り良い環境ではありません。
そんな時、眼科・コンタクト店などで「点眼液」(目薬)を薦めます。
この時使用する点眼液は、一般的には眼の水分補給を目的とした物がほとんどです。

では、お薦めの点眼液は?
出来る事なら防腐剤等が入っていない物をお求め頂く事をお勧めします。
特に、アレルギーの反応が出易い方はなおさら防腐剤配合の商品には注意が必要です。
コンタクトレンズの上から点眼出来る点眼液を使用で、さらにドライ・アイの症状がある方は、
日に何回点眼しても問題ありません。
又、充血・かゆみ・ピント調整機能改善などの、薬品成分を配合したものは
コンタクトレンズの上からは点眼できません。薬品成分がレンズに浸透しケア用品などと反応し、
レンズを傷めてしまう事が懸念される為です。

先ずは、専門眼科の診察を受ける事をお薦めします。
又、点眼液は医薬品の為「薬剤師」が常駐しているお店でお求め下さい。
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