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先に訪れた増永眼鏡は、私にとってはじめて見学するフレーム工場でした。 自身もそこのフレームを愛用しているため行くことを楽しみにしていました。 実際工場の中を歩いていると、右を見ても左を見ても見たことの無いもので溢れていました。しかし見たことが無さすぎて見ただけではさっぱり分からない。説明を訊こうにもなにしろ工場の中だったので、半分くらいは聞き取れない。そして自分で理解するほどじっくり見るための場所も時間も無かったため、結局のところあまり勉強にはならなかった。もう少し少ない人数でじっくりと回ってみたかったと思う。 次に訪れたリペアは、まず思っていたよりも小さくて人数も少ないことに驚きました。 毎日約450本もの眼鏡を修理しているにも関わらず、ロー付けをしているのはたった7人。そこはじっくりと見せてもらったが手が止まるのは、ずれていないかの確認をするときだけであったように思う。 その判断も数秒とかけないため、ほとんどひっきりなしに手が動いていた。実のところ技術が高いのかどうかはよく分からなかったのだが、あの手の動きと判断の速さは凄いと思った。 自分が実際に修理をするようになってからもう一度行ってみたいと思います。 |
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この業界に10数年いますが、工場見学を1度も行ったことが無かったので、すべてが新鮮で、今後の接客をするうえで勉強になることばかりで賞月堂に入社して、本当に「よかった」の毎日です。 初めに増永眼鏡に行ってきました。増永眼鏡では、フレームができるまでの工程を見学しました。 メガネフレームが出来上るまで約250工程、その1工程に必ず人の手が入ります。恥かしながら「こういう風に出来上がるんだ」と心の中で呟いているレベルだっだので、これだけでも勉強になりました。 今メガネフレームも中国産が多くなり、お話頂いた担当者も日本産と今は遜色ないところまで(70%)きているとのお話でした。ただ複雑な智元やメッキはまだみたいのお話でした。 テンプル1本も叩いて密度を強化させ、複雑な智元も酸化させない為アルゴンガスで(1000℃)いとも簡単につけていましたが、1人前になるのに3年かかるそうです。 ベアーリングでは、ドラム缶みたいなもので 粗→中粗→中仕→仕上げの順で艶を出していました。 今回見た感じでは、メタルフレームよりセルフレームを中心に作業していたのでメタルフレームも見てみたっかったです。 塗装・メッキに関しては、中国産はすぐに色が剥がれていき、いかにも中国産かと変に納得していましたが、MADE IN JAPANは、@イオンプレーティング A(金)メッキ B塗装と段階的且つ強度 塗装に関しても何層も塗り直すなど眼に見えない仕事で、すぐに色が剥がれない工夫がされていました。 そして午後はリペアと言うメガネの修理専門会社を見学しました。 今まで修理品があると、1流ブランドならメーカーへ、後はヤブシタ中部販売に修理依頼をしていましたが、すべてここに最終的に集まることすら知りませんでした。 リペア社長曰く4000社のメーカー・小売りの取引先があり、OOOジャパンやXXXも結局「リペアに修理を依頼していたのか」と工場見学に行って聞かないと教えて貰えない裏側まで、知りえないことばかりでしたので、これだけでも行ってよかったと思いました。 今までロー付け修理をしたことなかったので、そして賞月堂ではロー付け修理を自社でやるので、勉強しなくてはメモ片手にそして見て覚えるの作業でした。 リペアでは、日々450枚ぐらいの修理が全国から送られ平均約8.2日で、お店に出来上がる早業です。 まず始めに「メッキはがし」…素材で違うらしく、電着や吹きつけは、塩酸+硫酸で10秒ほどで、IPメッキは硝酸で30分と、すべての修理はメッキはがしだそうです。 ロー付けもチタン合金 合金で、やり方も違い今はスポットロー付け(アルゴンガス)で1300℃で意図も簡単にクリングスやリム切れ・輪切れを直していきただただ見入るだけでしたが、火の入れ方や角度火の当て方など見て覚えた?ことも現場で生かせていけたら、工場見学に行った意味があるので頑張っていきたいです。 あとネジぬきも0.8mmのドリルで開けていき0.9 1.0mmというやり方らしく、お店では、ねじ抜き機でねじ山を切るやり方の違いや修理で1番難しいのはメッキらしく 下地にパラジウムそしてプラスチック被膜 塗装の順に何層も塗り重ねることにより、メッキ剥がれがないようにしている点あと裏話として今はプラスチックフレームでも、CP材(再形物)芯なしが使われるみたいで、特にメジャーブランドに多く見た目は、カッコイイがフィッティングしづらいことや元にもどる可能性が高いことを教えて頂き今後仕入れ担当になったときには、将来役立つ情報でした。 |
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以前から、鯖江の眼鏡工場を見学すると、眼鏡に対する意識が変わるとお聞きしていまして、どの様な所なのか楽しみにしていました。高速道路のインターを降りる前にメガネ会館なる建物が見えました。さすが眼鏡の本場です。 まず、マスナガです。眼鏡が出来るまでの工程を見ることが出来ます。眼鏡が一本出来るまでに250の工程があるそうです。マスナガは100年眼鏡を作り続けてきているメーカーですが、それ程長い時間を作っているという事は無駄も相当省かれていると思われます。それでも250工程。しかも機械だけでなく、人による手作業も多いです。全てがオートメーション化されているならば格安で提供も出来るのでしょう、しかし部品の各部に人が関わっているとなると、そういうわけにはいきません。私自身が店頭で行っている業務は、眼鏡作りの末端、言い換えるならばメーカーの方々の期待の昇華であると認識いたしました。 次に、リペアです。眼鏡の修理の現場を見ることが出来ます。普段店頭での修理で悪戦苦闘している箇所でも、すぐに直してしまいます。個人的に興味深かったのがやはりロー付け修理でした。ロー付け修理担当の方は6名。後から聞いた話ですが、私が見学していた方は一番新人(ロー付け暦2年)だそうです。他にもメッキ剥がし、染色、型直しと各部門に別れていました。 眼鏡が出来るまでと眼鏡の修理という、タイプの違う2種類の工場を見学することで、自身の中での眼鏡に対する幅が少し広がった気がします。帰路で考えていたのですが、日本製の眼鏡の工程は見る事が出来たので、今度は中国製の眼鏡が出来るまでを見てみたいと思います。 |
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まずは今回の福井工場見学に参加させて頂きまして有難うございました。私は組合からも工場見学に良く行っていますが、行く度に新しい技術、情報が得られ、接客販売時にとても役立っています。立場的には引率側でしたが、自分の知識の向上はもとより、一緒に参加した私より若いスタッフ達も同様な楽しさを味わって頂けたと思っています。 |
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今回、2社の工場見学に参加させて頂きましたが、メガネ工場を見学するのはサンオプチカルの手作りフレーム以来でした。 増永眼鏡の工場で思ったことは、大手メーカーになればなるほどメガネを作成するのにすべてオートメーション化されていて、ラインでどんどん作られているのを想像していましたが、想像とは違い一つのメガネが誕生するまでに設計から仕上げまで約200〜250工程もあることに驚き、また人の手で行われていることにも驚いた。このメガネが出来上がる工程をお客様が見れば何故そのメガネがそれだけの価格なのか分かるであろうと思った。 リペアに関しては社内全体に活気があり親しみやすい環境であった。修理品はバーコード管理されていて修理中もどの工程に進んでいるかPC管理ですべて把握し、間違いを起こさないようにフレームをスキャナーで取り込み写真をつけている徹底ぶり。修理工程を見学する中で一番参考になった点はやはり普段店頭で行っているロー付修理で、部位によってロー付しにくい場所も難なく接合していく様は魅入ってしまうほどでした。これを機に見よう見まねでさらなるスキルアップを図ろうという次第です。 |
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★増永眼鏡
単純な所感としてはよくわからなかった。理由は1から最後までの流れを順に追う事が出来なかった、そしてメタル枠とセル枠をいろんなとこで作っていたからでした。 |
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増永眼鏡をはじめ福井のメガネについて |
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増永眼鏡 |
2008年5月 福井工場見学記