遠視性乱視と深視力
一宮店 野々村

50歳男性

現在のメガネが不具合で深視力検査がパスできないというとことで、三重県は熊野市のお客様。
眼科では訓練をしないと駄目でこれは深視力の異常だ  ということでした。
では深視力? それって何?  
眼科でもそうした機器が無いので
とにかくインターネットで、【深視力】 と検索して深視力研究会。

そのHPの会員紹介では、大阪か京都かと迷いながら、娘さんが知多市にお住まいということもあって、愛知県一宮市と決められたそうです。
何とかして深視力検査にパスをしたいと言う強い思いで4時間掛けて、ご夫婦でご来店を頂きました。

ご主人の主訴は 深視力計がまるで見えていない。
 3本の棒があって真ん中の稼動する中心の棒が他の2本の棒とそろったらスイッチを押して一線に揃えるという検査です。
その棒が4本に見えるそうです。
「まるっきり判らんかった。 昔は見えたのに・・・」

早速検査をさせていただくと 
現メガネが骨格やら瞳孔間距離がまるで不適合。
メガネが大きすぎます。
そして乱視が未矯正
さらにメガネの使用状況が間違い…30cm焦点メガネの老眼鏡で室内業務をこなしています。
このメガネでは遠方が完全にぼけていてもやむなく掛けて歩いていたそうです。
そして弱い遠近両用メガネで運転をされています。
子供のころから遠方の見え方には自信をお持ちでしたが、
最近では見えないことに、もう慣れてしまったようです。
そして立体視の関係で子供のころからボールを用いたスポーツはだめだったそうです。

話をお聞きしているとメガネに対する初期の教育指導が前の眼鏡屋さんでは全くされていない状況でした。
前の度数   S+1.50
           S+1.50    加入度1.50
今回の度数  S+2.25 C−1.00 90 2.50  0.50△ B I
           S+2.50 C−1.00 90 2.50  0.50△ B I

なんか偉そうな感じで恐縮ですが、

メガネの使用目的や何故このメガネが必要なのかの説明がされていないようです。
検査の結果 遠視度アップに乱視を入れて斜位の補正をすることで、かなり明視がきっちりとなり、深視力検査は無事パスします。

ただ精密立体視はまだまだ不十分です。
でも新しいメガネを掛け続けるときっと訓練されて力が出てくると思いますので、
これからは新しいメガネを朝から晩までお掛けいただくようにお願いをしました。
このメガネは遠近ともOKで、オプションである偏光のクリップサングラスもお買い上げで
趣味の釣りもこれで万全です。



メガネの販売記
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