隠しマークが見えない累進レンズの枠換え
金華橋店 信田

17年前の平成3年のフレームを、ロー離れや折れが発生するごとに定期的に店で修理をして、レンズは平成14年に入れ替えたのを最後に長く愛用されていましたが、今回ブリッジが折れたので、お気に入りニコルのセルモントでしたが枠換えをすることとしました。

レンズはHOYALUX−LHI−Sでガラスの累進です。

RV=(S−12.50 )0.9 ADD2.00
LV=(S−10.50 )0.9 PD33/33

アイポイントを確認するためいつものように隠しマークを蛍光灯に照らしますが見えません。とりあえず当店記録にある高さ23ミリとPDから仮のポイントをとり入る枠を探します。
最終的にマツダの丸メガネがレンズ面を広く生かせたのでご提案して決定。
フッティングをしてアイポイントに印をつけ使用レンズの仮のポイントと合わせ間違いなくポイントズレないことを確認。

その後落ちついて隠しマークを蛍光灯に照らしますがやはり見つかりませんからマークは経年変化で消えてしまったようです。
この場合正確なアイポイントをどのように出すのかわからないので結局はフレームに入っている状態で水平線を引き、当店記録に基づきアイポイントに印をつけた。

加工は手摺りで水平線を消さないように作業して完了。
完成品お渡しは他のスタッフが応対。感想として違和感なく掛けて変えられたとの事。
心に引かかるのは丸レンズにカットしたので使用している間に回転して軸ズレした場合
どう対応すると良いのか。 レンズの縦より横の断面が僅かに厚いので目印にはなるが
最善の方法をつかむことが課題です。次回のご来店時に確認します。



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