「メガネで何とか見える様にして欲しい」

柳ヶ瀬店 奈木



87歳  女性


主訴
ある店で、「白内障があるからメガネを作るのは無理と検査もせずにいわれ、腹が立ったので他の店でメガネを作ったがそれも調子が悪い」「白内障があるのは解っているが手術はしたくないためメガネで何とかならないか」といった相談でした。

使用中の眼鏡度数
R)( 0.1  × S −5.50      −1.25   AX 69°   ADD3.00)
L)( 0.1  × S −6.25      −1.25   AX 72°   ADD3.00)

今のメガネでは、両目で見ても0.2がやっとといった状況。
レンズ: P1シナジー1.67

完全矯正度数 (決定度数)
R)( 0.4  × S −4.00      −1.25   AX 75°   ADD3.50)
L)( 0.3  × S −6.00      −1.25   AX 80°   ADD3.50)

白内障の影響のため矯正視力はあまり期待できないと思いましたが、極力見えるように出来ればと検査した結果、何とか両眼で0.4までは見えるように出来ました。

以前は、境目のある遠近両用を使用されていたので、その方が累進レンズ特有のボケて見える部分が無くなり、遠く・近く共にハッキリすると思い、仮のメガネを組んで見ていただいたところ、とてもよく見えるということでご注文いただきました。


お渡し時の反応は・・・
完成したメガネのお渡しの時も、遠くも近くもハッキリ見え非常に満足されお帰りになられ、その後すぐに電話があり「家に帰って掛けてみたら、部屋の中の時計が今までと違ってハッキリ見えるようになりありがたい」「検査してもらっても視力が出ないならあきらめるつもりだったけどこれだけ良く見えるようになってとても嬉しいです」とお礼のお言葉まで頂きました。視力としては、いい数値とはいえませんが、お客様に満足いただける結果が出せて良かったと思います。


その後・・・
作成いただいたお客様には、必ず1週間ほどしてから見え具合などの調子を伺う手紙を出しています。この方にも出したところ、再び電話があり「調子よく掛けています、見え具合も良く周りからも良く似合っていると評判もいいです(^0_0^)」と喜びの返事を頂きました。




メガネの販売記
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