以前斜視の手術をされたことがあるカメラマン59歳男性のお客様です。
最近、背筋から肩までこって疲れるのでメガネで直らないだろうかとご来店。
これまでの経緯
2008.10.28
現在ご使用のメガネ 支店で2007.1.18に作製
RV=(S±0.00 C+1.25 Ax160°)3.0△BO
LV=(S+1.25 C−1.50 Ax 95°)3.0△BO
PD31.5/31.5 ADD2.50
ポリスのためカーブフレーム特有の空間視による違和感ではないか?
壊れるのを覚悟にフロントをフラットに調製する。
2009.5.26
違和感は多少軽減したようだがまだ残っていると再来され検査する。
完全矯正
RV=(S+1.00 C−1.25 Ax 65°) 21△BO以上
LV=(S+1.25 C−1.50 Ax 95°)
PD32/32 ADD2.50
遠方は複視のようで車運転時は左目抑制されていると思う。
遠近両用レンズのプリズムの製作範囲は片眼7△までを念頭にまずはフレネル膜の4△を左レンズに貼り様子を見た。
2009.6.9
背筋から肩までこって疲れる症状は、ほとんど無くなり解決したがフレネル膜の裏面反射が気になるのと新しくメガネをご希望。
もちろんお洒落で軽く薄くしたいそうでフレームはカズオのハーフリムタイプを選択。
処方度数
RV=(S±0.00 C+1.25 Ax160°)6△BO
LV=(S+1.25 C−1.50 Ax 95°)6△BO
PD31/31 ADD2.50
これまでのメガネも併用するので屈折度数矯正は同じにしてプリズムのみ変更。
PDは装用テストで十分確認をとりながら複視にならないようにやや狭くした結果遠方の複視もほとんどなくなり近方も問題ない。
レンズの縁厚8ミリ超えたのはやや不満であったがそれ以外は十分満足頂けたようです。
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