「深視力メガネはこれほど効果があるのかと実感しました」

名鉄岐阜駅前店 嶋 真人



50歳 男性

主訴

今まで、約20年の間は深視力検査を受けても問題なかったが、今回は何度挑戦しても全く合格出来なかった」
という状況で、インターネットで深視力を検索され、当店を見つけられご来店頂きました。

今まで眼鏡経験無し

完全矯正値
R) (1.0×S−0.25 C−1.50 AX85° 1.25プリズムBI)
L) (1.0×S+0.25 C−1.50 AX25° 1.25プリズムBI)

非常に疲れそうな眼でした。
何より乱視の軸方向が・・・加えてプリズムもある、この眼鏡掛けられるのかどうか?
眼鏡の仮枠で、プリズムが有る場合と無い場合を比較してもらうと、プリズムを入れてもあまり変わらないとの事だったので、今回プリズムは無し。

乱視の度数も初めての眼鏡にしては強すぎる。軸も左右でかなり違っているため、気になる。
ただ、主訴が深視力の検査に合格することなので、まずはそのまま掛けていただくと、さほど違和感はなさそう。度数を弱めると当然見辛くなる。
そこでプリズムを無くしただけの処方をしました。

処方度数
R) (1.0×S−0.25 C−1.50 AX85°)
L) (1.0×S+0.25 C−1.50 AX25°)

かなり融像し辛そうな度数だが、深視力計ではどうだろう?
仮の眼鏡を掛けて試していただくと、最初の頃は合格範囲より前後1センチ程ずれる事がありましたが、何度か試験しているとほぼ合格範囲内に収まり、裸眼よりも正しい位置に止める事が出来るようになりました。

上記の処方値で決定。
後日、完成した眼鏡で再び深視力の検査をしてみました。
この瞬間が一番緊張します。上手く止められなかったらどうしよう・・・と。
自分が機械を動かして試験を受けるわけではないのに、しっかり見えて合格範囲内で止まる事を祈るほどです。

緊張しながら見ていると、予想以上に良い位置に止めていただけました。
何度やっても中心から前後に1センチ程のズレしか出ません。
この調子で本番も止めることが出来れば100%合格です。
お客様と一緒にホッとします。
いや、お客様はこれからが本番なので、ホッとしてられないかもですが。



メガネの販売記
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