vol.5 コンタクトレンズとメガネの関係について
新学期が始まり、学校、学年、部活動と新しい生活が始まり、そろそろ視力検査も始まっているようですが、結果は如何でしたか?
検査の結果、新しい生活に合わせこの機会にコンタクトレンズをはじめる学生さんが多いことは前回にも書きました。
そこで、質問です。コンタクトレンズにしたら、メガネは必要だと思いますか?
・・・・・・・・・・答えは、YESです。
コンタクトレンズにしたら、なおさらメガネが必要になります。 何故でしょう?
以前にも書きましたが、コンタクトレンズは装用できる時間が決まっています。
又、眼にトラブルを起せば当然装用できません。無理して装用すれば、最悪重い眼障害を残してしまいます。そんな時に、視力矯正してくれるメガネが必要なのです。
又、コンタクトレンズの装用時間は出来れば12時間ぐらいがベストです。
学校ではコンタクトレンズ、家ではメガネと使い分けて寝る時は必ずはずしてください。
コンタクトレンズは角膜の上に直接のっています。これにより、映像がズレる事も無く眼の奥にある網膜に達する事で、違和感・遠近感のズレが発生しない為、装用した時から快適な視生活が過ごせます。
一方、メガネは角膜より13mm離れた所にレンズが位置する事でせっかく視力矯正した映像の情報にズレが生じ後頭部にある脳の機能で「視覚野」の映像も同様にズレを生じ結果として「ゆれ・ゆがみ」が発生し違和感を覚えてしまいます。
掛け慣れないと言って使用せず数年後さらに視力低下してからメガネレンズを変更すると益々ズレが大きくなって掛け難いメガネになってしまいます。
一日、一時間でも結構ですメガネを掛ける癖を付けてメガネの見え方を脳に教えてください。