宝島社から発行されている『どんどん目が良くなる マジカル・アイ』(定価980円)という本です。
すでに何冊かシリーズ化されていますので、ご存知の方もお見えになる事でしょう。(当店の待合室にも一冊置いてあります。)
この「マジカル・アイ」とは何か、文中にはこう書かれています。
「マジカル・アイ」とは、ある絵をじっと見ていると、絵の中からそれまでまったく見えていなかった別の絵が浮かんできたり、絵そのものが立体的になって見えてくるというものです。
スポーツ選手のトレーニングとしても使用されている代表的な視力回復方法とも書かれています。
人の目は、見ようとするものとの距離に応じて、ピントを合わせ「網膜」に映す事でものをはっきり見せるようになっています。
近視の場合、そのピントをうまく合わせられなくなってしまったために起こる事が多いようで、柔軟性を失ってしまった目の緊張をほぐす役目が、この「マジカル・アイ」にはあるようです。
本当に視力回復するのか、一個人としてその真意には疑問も残りますが、「遠くの緑を見る」といった事が出来にくい昨今では、眼の疲れていない良い状態の時に、この本で目の周りの筋肉を解きほぐしてみるのも良いかもしれません。
最初はうまく見る事が出来ないものの、コツをつかんで立体感が出てくると意外に感動します。
ただし、くれぐれもこれを行なったからといって誰でも視力が良くなる、と言う事はないようです。