vol.33 女性の“目”が大きくなりました。
以前「プリクラ写真」の撮影で、目が大きく見える機械があると書きましたが、
今回は、女性のお化粧のポイントの一つであるまつげを取り上げました。
ちなみに、まつげメークの一つに「マスカラ」があります。今から約100年前に
アメリカの薬剤師が、目の小さい妹の悩みに応えるため考えたものだそうです。
今のマスカラ市場は右肩上がりだそうで、
“水にぬれても落ちない”、
“水では落ちずにお湯で落ちる”など
機能を備えた新製品が出ているようです。
最近の若い女性ファッション関連は
不景気知らずのようです。
日本女性と欧米女性とのまつげの違いは、長さと密度の他に下向きに生えている事が
まつげメークに力を入れる理由なのでしょうか。
「つけまつげ」を付け「マスカラ」でつなぎ目をなじませる事20分、
なんていうような毎日の人もいるようで、女性の“眼力”アップには恐れ入ります。
そんなまつげメークも、私たちメガネ、コンタクトレンズを扱うものとしては
困りものなのです。
というのも、メガネを掛けた時のレンズと眼の角膜までの距離は近ければ近い程、
そのレンズの度数通りに視力が出るのです。
まつげを長くするメークをされたままメガネの掛け具合調整は大変です。
また、コンタクトレンズの装着脱ではまつげの生え際を指で押さえて行いますが、
メーク後ではその苦労が水の泡です。
初めて作られる方へコンタクトのテストレンズを入れる時には
「取れてしまいますがゴメンナサイ!」です。
最近では、まつげパーマやエクステなどで眼障害を起こし、
眼科に通院している方も多いとか。
小顔で目の大きい、という女性が可愛い基準のようですが、女性のメークには男にない
苦労があるようで頭が下がります。