vol.24 お客様への応対を勉強しました。
先日、文化庁の国語に関する世論調査で、「今の国語は乱れている」と答えた人が
八割を占めた、と報道されていました。私も同様に思います。
敬語や、謙譲語の使い分けが出来ず、聞いていて恥ずかしくなるような日本語を
良く耳にします。そういう私も大きな事を言えた者ではありませんが、接客業に
身を置くものとして、常々某国営放送のニュースなどで言葉の言い回しは勉強するように
しています。
私は最近の若い人達の言葉遣いが間違っているとは思いません。月並みな言い方ですが、
言葉は時代とともに変化していくものです。しかし、少なくとも『目上の方への言葉遣い』や
『親しき仲にも礼儀あり』という事は守ってほしいと願います。また、我々のようにお客様と
接する仕事の場合は特に、“勘違いした言葉遣い”は失礼であり、言い方によっては人格まで
疑われかねないものです。
先日、わたくしが所属しています『岐阜県眼鏡商業協同組合・青年部』で
「接遇セミナー」が三回に渡って行われました。
机の前で先生の講演を聞いている、というものではなく、実際のお店をお借りして、
実際に起こりうるシチュエーションを再現しながら、理想の応対を学びました。
また、そのセミナーでは言葉遣いについても学びました。間違った解釈をしている事で、
良くある例は、ご年配や学生さんに対して、親しみを込めて俗に言う「タメ口」のような
話し掛けをする人がいます。これは大変失礼な事で、老若男女問わずお客様に対しては敬語、
謙譲語で接するべきなのだそうです。決して硬い言葉で話せ、というものではなく、
敬語であってもやさしい言い方は出来るからです。
私はこのセミナーで受けた内容を、出来る限り実行し、若い人達にも
伝えていきたいと思います。いくら時代が変わっても、お客様が受ける“心地よい応対”への
印象は変わらないはずですから。
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