vol.25 『目は口ほどにものを言う』という“瞳”の話。


 この表題と関連はありませんが、先日中学校時代の同窓会がありました。
卒業して初めて行なわれたもので、ドキドキしながら懐かしい旧友達に会って来ました。
30年近く経ってからの再会に、私から見てほとんどの人達は外見が変わっていて、
誰が誰やらという感じです。付けてもらった名札を見ても思い出せない有様でした。
友人達は、さぞかしガッカリした事かもしれませんが、人は髪形や体形の変化で
外見は変わっていくものです。たった40数年の人生ですが、それなりに苦労をして、
それが顔や頭に表れる事もあります。(思い出せない事への言い訳です。)

しかし、その友人達も変わらない所がありました。それは瞳の輝きです。
時には苦難を乗り越え歩み続けながら、今そこに居られる自分に満足し、色々な意味で
人生の重要な時期を迎えているその瞳の輝きは、青春を謳歌した中学生時代そのもの
でした。そんな輝いている友人達を見て勇気づけられる一日でした。

 さて話しは変わって今回のコラムは人から見た“瞳”についてです。
数ヶ月前に、当社一宮店のK君が【「しぐさ」を見れば心の9割が分かる!・・・三笠書房】
という本を読んでいると知り、タイトルに引きつけられ私も早速読んでみました。
言葉、視線、手の動きなどチョッとした事で相手の心理が分かるというものですが、
本で読んでいる時は「なるほどなぁ〜」と納得するのですが、実際には
それらを気にしながら会話など出来ませんでした。

 そんな中で自分自身も気をつけている事があります。それは、人は興味があるものを
前にすると瞳孔が大きくなり、表情がパッと明るくなるのだそうです。
少女漫画で描かれる“瞳の中に星が光っている”というアレです。
女性は「柔和、より女性的、かわいい」男性は「生き生きとしている、優しい」という
印象を受けるそうです。
この本では、「瞳孔を大きくしようとしても自分ではコントロールできません。
それだけに、瞳は正直にその人の気持ちを表しているといえます。」と書かれていました。

いろいろな事にアンテナを広げ、何事にも積極的に取組めば
瞳孔が大きくなる機会が多くなるはずです。
わたしも輝いた瞳で皆様をお迎えできるよう努めたいと思います。

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