vol.15 ペンギンも眼科検診する世の中に
今回は、コンタクトレンズ担当のコラムとリンクした話題です。
今や、どのメディアでも必ず取り上げる「地球温暖化問題」は、それだけ私たちの未来に
深刻な影響を及ぼすからなのでしょう。
温暖化で北極の海氷が減少すると、約2万頭のホッキョクグマに影響が出ると推測されています。ホッキョクグマだけでなく、生き物が住む環境にも、
これからいろいろな影響が出てくることでしょう。
先日、日経新聞にこんな記事が出ていました。
『南極上空のオゾン層破壊により、その下に生息しているペンギンへの影響を調べた。
オゾン層が破壊されれば、有害な紫外線が降り注ぎ、白内障などの異常が発生すると
いわれている。今回の調査で異常が見つかったペンギンは捕獲して検査する予定だったが、
結果は異常なし。』
「ペンギンにも眼科検診が必要になってしまったのか」と深刻に思うと同時に、
彼らに影響が出ていなかった事に安堵しました。
こうした記事を読むまでもなく、「地球温暖化対策」は、
自分たちのできる範囲で行なっていかなければならないと痛感します。
紫外線といえば、あと1ヶ月もすればだんだん強くなる季節がやってきます。
私たちが紫外線から受ける悪影響は、必ずしも肌からとは限りません。
目から吸収する紫外線によって、引き起こすといわれている白内障はご存知の方も
多いと思いますが、目から入った紫外線は、
眼の細胞にもダメージを与えます。
その刺激によって脳はメラニンを作るよう指令を出し、
肌を黒くする原因となるメラニン色素が増えてしまうのです。
紫外線から目を守る対策は、それをブロックする
「UVカット付き」のサングラスであり、
メガネを装用する事です。
当店の取扱いレンズのほとんどは、「UVカット加工」
が標準になっています。
紫外線が強くなる前に、ぜひご用意ください。
私としては、南極のペンギンにも使ってもらいたいと思うのですが。