vol.18 メガネを掛ける事は大切な事だと思います。
覚悟はしていましたが、ついに我が子もメガネを掛ける事になりました。
「近視は遺伝するのか」という難しい話は分かりませんが、
両親が近視なので早い時期からメガネを掛けなければならないと思っていました。
そもそも、子供がメガネを掛ける事になったきっかけは、お恥かしい話ですが、
いかに私が子供の学校生活の事を知らなかったか、そんな出来事からでした。
「黒板の文字が見えなかったので○○ちゃんのメガネを借りたら良く見えた」
と母親と話しているではないですか。
お客様の中にも時々、視力検査をさせて頂いていますと「お友達のメガネを借りていた」
というお子さんのお話しを聞きますが、我が子も同様の事をしていたとは、父親失格です。
また、メガネに携わる仕事をしている立場からも、
我が子の視線を見逃していたとは、反省しきりです。
この仕事をしていても親の立場から見ると、お子さんが近視になってしまう事に、
落胆される親御さんの気持ちは良く分かります。
生活する上での不便さや費用のことを考えると、
つい視力が進んでしまった事を、叱ってしまいたくなります。
確かに視力が進みますとメガネを買い替えていかなければなりませんし、
将来はコンタクトレンズを作る事になるかもしれません。
しかし、今度また視力が進んだ時に、お子さんからその事を、
話さなくなってしまう事は非常に心配です。
視力を進ませないようにする事は大事ですが、もし進んでしまっても早い段階で気が付けば、
掛けられない程大きな変化にはならず、視力の進行を妨ぐきっかけになるかもしれません。
当店ではご希望の方に視力表をお配りしています。
ご家族でぜひ、視力チェックしてみて下さい。
黒板の文字が見え難くなったらメガネを掛ける。これは大切な事です。